ネットワーク（茨城県つくば）

（１）入院患者さんや外来者からWifiを利用できないかとの問い合わせがあり検討したい。
　　　 （２）スタッフからも有線だけでなく無線でのインターネット利用を希望したい。
（３）病院という環境で利用する際の注意点等が解らない。医療機器に及ぼす影響、他の患者さんへの配慮等
（４）レントゲン室等電波が届きにくい環境でどう構築するか、NTT他業者からも提案が入っている。
（５）患者さんとスタッフの使用環境を区別したい。
（６）先生の中には、ご自分でWifiを構築し使用している方もいて統一性を持たせたい。
（７）診療時間や手術等に影響の内容に構築したい。

（１）レンタル方式と買取方式を選択可能であるが、今回は買い取り方式の方がランニングコストを考慮すると安価なので買い取り方式を提案。
（２）電波調査を実施したところ中央付近にレントゲン室があり、鉛で壁が隔離されているため、電波が届きにくい場所が数カ所あり。
　　　→相談した結果、全館使用可能でなくても問題ないとの事で、１階：２台、２階：２台設置を提案。３階は２階からの電波で利用可能。
　　　→外来待合室、談話室、病室、ナースステーション付近での使用を中心として設置場所を決定。
（３）2.4GHz帯と５GHｚ帯の２種類の電波を使用。
（４）外来、入院患者さん用とスタッフ用の２種類を各々の帯域でSSIDを設定利用とし、スタッフ用のパスワードは公表せず。
（５）４台のWifi　APのSSIDは、全て統一し４台のうち一番電波の強いAPを捕捉利用可能な様に設定。

（１）個人のスマホを利用してインターネット利用ができるようになり非常に便利である。外来者・入院患者さんも便利と好評。
　　　＞設置場所の写真（PDFファイル）を見る。
（２）当初使用しないとしていた検査室でも利用したいとの要望があり、同じタイプのAPを１台追加。
　　　→検査室は、レントゲン室の裏手にあり電波が微弱なため追加する事になりました。
（３）その後、控室でも利用したいとの事で、控室のみで利用可能な安価なAPを導入。SSID、パスワードは導入時にシステムと統一。
（４）後に、社内用携帯をスマホ化したためスマホでも利用可能な様になり、Wifi利用率は非常に上がりました。